4月4日の皆既月食

半年ぶりの皆既月食
天気予報ではしばらく雨の予報で、完全にあきらめていました。

ところが・・、前日あたりから北東北地域の天気予報が一気に好転、
当日の朝からは、久々の快晴となりました!。

あまりに朝から天気が良すぎて、
夕方からは、気圧の谷の接近で曇る予報です。
雲から出来る限り逃げようと東へ、太平洋の海岸へ向かうことにしました。
ただ、予報で海岸沿いは風速5~7mにもなるのが多少気になる・・。




うまくいけば、太平洋の水平線からのぼる満月が見られるかも・・
グリーンフラッシュならぬ、グリーンムーンフラッシュ的な感じで、

そんなことを期待しながら月の出の時間を迎えたのですが・・

やはりそんな奇跡的なことは起こらず、
向けていた望遠鏡の少し左側で、水平線の上に薄ぼんやりと浮いているのを発見、
あわてて望遠鏡に覗き入れます。

2015-04-17-1.jpg

半年前の2014年10月の皆既月食で、じつはいくつかの失敗をしていました。
5時間近くにわたる現象をバッテリー1本で撮影していたため、途中で電気が切れて
カメラに触ってしまった・・とうぜんカクッツ!と動いてしまった。
そこで、格安3千円台のバッテリーグリップを調達、電池2本体制にして対応することにしました。

また、油断してレンズにヒーターを巻くのを忘れ、
結果レンズが曇りだし、途中で慎重にヒーターをまいたが、ここでもカクッツ!と動く失態。
今回はヒーターは忘れてはいけない。

前回思いついたブラケット撮影(1度のシャッターで露出を変えて3枚撮影する機能)で、今回の月食も狙います。
カメラによっては明暗2段(EOS Kiss7X)だけと、6Dやα7Sでは明暗3段までずらして撮影ができます。
最も暗い1枚と、明るい1枚との差は明るさ6段まで可能になります。

半年前の撮影データから、事前に計算し
F6.5の望遠鏡でISO800、中心の露出をSS1/20で明暗3段ブラケット撮影
こんな感じの設定。

午後7時過ぎ、下の方からかけ始めた・・・撮影開始・・

あとは月食終了まで5時間、なにもすることはなく(カメラに触れるの厳禁・・)
音楽を聴きながら、たっぷりと神秘の天文現象を楽しむことにしました。



心配した風が実は猛威を振り、広角レンズの映像でも風の揺れが記録されるほどに・・
もちろん天体望遠鏡のほうは、かなりのブレとなってしまいました。

記録したデータ130GBに約1万3000枚の写真データ、
ブラケット撮影したものは、3段の明るさごとに写真を分類し連番をつけ直して、明るさの違う3つの画像データを作成
皆既月食の進み具合で合成し、1枚撮影ではとらえきれない明るさの変化に追随させます。

肉眼とは、つくづくものすごいもので、月食の明るい部分の模様も、暗い部分の模様も同時に感じることができます。
明暗両方を捕らえたブラケット撮影で、肉眼で楽しんだあの月食を再現を試みました。

風で揺れた望遠鏡の映像は、AfterEffectのスタビライズ機能を活用しつつ、ほぼ手動で根気よく補正を試みたものの、
次回は風の無いところで撮影したいと反省です。

一発勝負の皆既月食はやはりイメージ通りに捕らえるのは難しく、今回も多くの反省を残してしまいました。

でも、少しづつですが進歩もあるかな?

毎回半年ごとに皆既月食が起こってくれればよいのですが・・次回は3年後とのこと、

気づいた点をまた記録に残し、次回の好天を祈りたいと思います。




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