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岩木山山頂からご来光

青森県最高峰の山岩木山、標高は1625mとそれほど高くはありませんが、秀麗というか、いかにも漢字の「山」と同じ形に見える美しい山です。

秋になると、この山の麓にある岩木山神社を中心とした、大きなお祭りが行われます。
3日間にわたり、祭りの行事が行われ、特に最終日は夜通しにぎやかな祭囃子が鳴り響きます。
お山参詣と呼ばれるこのお祭りは重要無形文化祭にも指定される、五穀豊穣を祝う秋祭りなのです。

岩木山神社はその背後真正面に岩木山山頂に向いていて、まさに岩木山そのものが信仰の対象で
その山頂には、これまた麓の神社に向かって奥宮が立てられています。



 その美しい朝焼けと独特の雰囲気にとりこになった私、
 今年は、未明に登山するのではなく、前の晩から山頂にとどまることとしました。

 日が暮れると、まさに360度の光のパノラマが広がりだしました。

 足元というか、まさにそんな角度で広がる城下町弘前の夜景、左側には五所川原、遠く山の向こう、すこしオレンジがかった光の帯は青森市街地の夜景です。
 藤崎、板柳、鶴田、浪岡、黒石、大鰐・・、すべての町が光のリングでつながれ広がっています。

 ここのところの高温で、この日の山頂も例年と異なりとても暖かく、冷やして持ってきたビール片手にゆっくりと4時間は光の中に包まれ幸せなひと時を過ごしました・・幸せ。

 午前1時を回ったころからか、あたりは急に霧に包まれてしまいました。
 おりから、西側の斜面からは吹き上げるような強風が吹きつけていましたが、いっそうその勢いを増してきました。
 町と星の光は、強風であおられた霧で激しく見え隠れします。

 このころから、1合目から昇ってきた登山者が次第に山頂に到着し、にぎやかになり始めました。
 しかし、霧と強風で皆、岩陰に潜みひたすら数時間後の朝焼けを待つしかありません。

 岩木山は8合目までは自動車専用道路が、9合目まではリフトがあります。
 普段は夜はお休みですが、1年でこの日だけは特別、
 自動車専用道路「岩木山スカイライン」は24時間営業、リフトもご来光を求める参拝者向けに午前3時から運行を開始します。
 
 午前3時、先ほどからの霧が薄くなり始めました。
 それと同時に、麓からやってくる参拝者の明かりが、一気に姿を現しました。

 IMG_2636_convert_20120921110311.jpg

 「なんだこれは!」
 それはまさに、巨大な光の玉のような光景でした。
 息も難しいほどの吹き上げる強風、その向こうに霧が作り出した雲の塊が、参拝者のライトに照らされオレンジや青に光り、巨大な玉のようになっていました。


途切れることのない光の列、
いつしか山頂はそうとうな登山者でごったがえしていました。

もう、東側の日の出の方向が望めないくらい、ひとひとひと・・

毎年お山参詣は旧暦8月1日に行われるため、平日になることが多いのが実情、
しかし今年は、秋の3連休のちょうど真ん中、
見ると、参拝の衣装にタイマツ、ほら貝のいつもの姿のほか、家族連れ、カップル、女性グループ、
例年の3倍くらいにはなっているのでは、

IMG_3449_convert_20120921110440.jpg
■オリオンの上を移動してゆく国際宇宙ステーション

ふと見上げると、天頂付近に明るい動くものが・・
「国際宇宙ステーションだ」
飛行機とは違う独特の光とうごき、

幸運にもこのタイミングで、山頂で見ることができたのでした。

そして午前5時15分、
気がつくと、雲ひとつない晴天になっていました。
風もとまり、山頂につめかけたおよそ700人が見つめる中、

歓声があがります。

IMG_4116_convert_20120921110555.jpg

歓声のあと、皆息をつまらせたというか、言葉がなくなったというか、
同じ1つの輝きを見つめて静かな時が流れます。

太鼓と笛、お囃子が始まり、

ご来光独特のムードがあたりを包み込んでゆきました。


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コメント

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No title

はじめまして
いつもながら素敵な映像ですね
この日、ひょっとして私の近くに居られたのは、aomorigonta さん
ではなかったんでしょうか?
CanonとNikon1台ずつ三脚にセットし、オレンジぽい服装だったと思います
私はその斜め左前に居たんです
微速度撮影を行っていたので、もしやと思ったんですが・・・
しかし前の晩から山頂にとどまっていたとは、頭が下がります
4年連続の御来光ということでしたが、とても綺麗で感動的でしたね
来年も是非、見れるように願いたいものです

Re: No title

> はじめまして
> いつもながら素敵な映像ですね
> この日、ひょっとして私の近くに居られたのは、aomorigonta さん
> ではなかったんでしょうか?
> CanonとNikon1台ずつ三脚にセットし、オレンジぽい服装だったと思います
> 私はその斜め左前に居たんです
> 微速度撮影を行っていたので、もしやと思ったんですが・・・
> しかし前の晩から山頂にとどまっていたとは、頭が下がります
> 4年連続の御来光ということでしたが、とても綺麗で感動的でしたね
> 来年も是非、見れるように願いたいものです

 aochan8901さま
 確かにオレンジっぽいウエアを着て撮影してました・・
 たぶん私です。
 ご来光を待つ緊迫した空気の中、「かちゃ、かちゃ、かちゃ・・」とシャッターの音がしつこく鳴っていましたので、少し迷惑だったかもしれません・・すみませんでした。
 今年は本当に多くの人が山頂でご来光を迎えましたよね、山頂からこぼれおちる感じでした。  
 山頂で一晩迎えるアイデアはよかったとは思うのですが、さすがにまったく仮眠もできずに、明け方はもう正直ふらふらでした。もしかしたら、かなり切羽詰った表情だったもしれません。失礼いたしました。

 1年に一度、同じも目標でみんなが苦労して、お目当てのご来光を向かえるというひと時、心引かれる瞬間です。
 来年も、再来年も、いつまでも平和で、豊かな恵みの秋を祝うことができればうれしいですね!。
プロフィール

aomorigonta

Author:aomorigonta
星空や雲、海岸や山並みなどの風景を素敵な音楽にのせて紹介しています。

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