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岩木山 お山参詣

■ 岩木山 お山参詣 朔日山
 
 青森県津軽のシンボル岩木山。標高1625mの青森県最高峰の山だ。
 リンゴ園や稲作地帯が広がるこの地域にあって、岩木山は古くから信仰の山でした。
 
 その象徴が、旧暦8月1日周辺に行われる「お山参詣」です。
 
 重要無形文化財ともなっているこの行事は「向山」「よい山」「朔日山(ついたちやま)」と3日間行われ、
そのメインがなんといっても集団登山、「朔日山」でしょう。
 
 この日ばかりは岩木山周辺は24時間営業のお祭りモード、麓の岩木山神社では深夜までお囃子が
響きます。
 旧暦8月1日、いわゆる新月の月明かりのまったくない闇夜の中を、御来光目指して登山するのですが、
今は8合目まで自動車専用道路が、9合目まではリフトで行くことができ、山麓の岩木山神社から数時間
かけて上る人はかなりの少数派となってしまっています。
 天気予報では「晴れ」だったものの夕方まではどんよりとした天気。「ほんとうに晴れるの?」と思いながら
朔日山への準備をする。
 仕事を終えて仮眠を取った後に上る私ももちろん自動車派、深夜0時前には岩木山スカイラインに到着。
 この道路は普段は夕方には閉鎖されてしまい、夜間は立ち入り禁止ですが、この朔日山の1日だけは
特別、なんと24時間営業となります。
 69もあるカーブを上りながら岩木山の8合目へ、さすがにあたりは真っ暗。ヘッドライトが風に揺れる木々を
照らし出します。
 8合目駐車場周辺からは雲の中へ、次第に晴れてくるだろうと予測はしていても、やはり不安な雲であります。

□岩木山8合目駐車場
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 8合目にはすでに車がびっしり、そう広くもない駐車場はすでに空きが見当たらない状態。
 どうやら御来光を目指す参拝者の多くは夜早い時間帯に駐車場まで来て、そこで仮眠をとっている
スタイルが多いようです。

 こちらは日本海方面、8合目駐車場からは、太陽が昇る東側は見えません。鯵ヶ沢や白神山地など
どちらかといえば暗い方角。雲の間から沈みかけた夏の大三角が時折顔を出しています。
 ここで、とりあえずカメラを取り出し、早く来た目的でもある微速度撮影を。日本海方面へ傾く夏の天の川
を狙いました。
 深夜のうちにここから山頂を目指す勇気ある夫婦も数組見られましたが、大方は午前3時から動く予定の
9合目までのリフトの運行開始を待っています。
 私もしばらくの時間探検。4月に一人でこの8合目駐車場に泊まったときと比べるとずいぶん、いや比較に
ならないほど心強く深夜の時間帯を過ごせます。

スカイラインの売店は営業すらしていないものの、中では休憩できる状態に、
 

休憩室では、仮眠を取っている参拝者や、暖をとる人たちが時折行き交っていました。
 
 午前2時を回ると、TV局や新聞社など、ジャストスケジュールの人たちの車がどんどん山へ登ってきました。

そのころから、リフトには徐々に列ができ始めます。
眠気と寒さとはやる気持ちで少しクラクラ、周りの方々もそんな感じです。
 
 午後2時半を過ぎると、先発隊・パトロールの方々が先にリフトで9合目に登り始めました。
 この方々が、真っ暗な山頂までの登山道に簡易ライトを設けたり、危険な坂など要所要所に張り付いて
くれます。

 気がつくと時刻は午前3時、
 後ろを振り向くとづいぶんと長い列ができています。
 普通の登山スタイルに混じって、白装束、ほら貝を持つ人、神主が持つような棒を持っている人など
信仰の行事なんだな、と思わせる方々も多くいます。
 あたりはまだ真っ暗、これからいよいよ登山が始まります。

 
 およそ15分程度で9合目へ、御来光まではおよそ2時間あります。
 結構なお年の方や、小さな子供ずれまでさまざま。岩木山の9合目から山頂は実は結構険しい岩場です。
 
 踏み外したら岩に強打しそうな急な斜面、間違って岩を蹴ろうものなら、上ってくる人たちに危険が及ぶような
かなりの急斜面が1,2ヶ所あります。しかも結構長い。

 しかし、今年の天気は最高。しばらく行くと東側、人口17万人の弘前市街地の明かりが美しく眼下に
広がり始めました。息を呑む美しさです。
 このあたりで、麓から長い時間をかけて上ってきた人たちとも時折合流します。
 
 普段は暗闇に包まれているはずに岩木山山頂付近が、この日ばかりは光の線が続いています。
 
 大方は1時間ほどで山頂に着いたでしょうか、
 あたりが明るくなった4時半ころにはほとんどの方が山頂に到着。茜色に染まる東の空を眺めていた
ようです。
 
 私はというと、下界の微速度撮影にかかけてしまい、駆け上がるように山頂へ。
ぜーぜーはーはーいいながら何とか茜色の朝焼けの山頂に間に合いました。
 

 山頂では誰からともなく「万歳」の掛け声が、ほら貝や笛の囃子が御来光ムードを盛り上げます。
 
 この日の岩木山からの眺めは、絶妙な雲海が広がり始めていました。
 日の出の方向には八甲田山が雲の上に顔を出し、おどろいたことに、そのすぐ向こうには岩手山が
くっきりと顔を出していました。
 標高1000m以上の明峰ばかりが雲の上に顔を出しています。
 
 午後5時過ぎ、雲の下から丸いものが・・
 そう、ここでは切れた雲の下から太陽が見え出すのでした。
 


星の輝き 岩木山 お山参詣 Time Lapse #021 Oyamasankei 2010-09
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星空や雲、海岸や山並みなどの風景を素敵な音楽にのせて紹介しています。

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