スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ナゾの山菜取り男

昨日、八甲田山系で星空の撮影をして帰ろうと人気の無い山道を走っていたところ・・

突然前方にあるはずの無い人影が現れた

中肉中背のめがねをかけた男性のようだ、こちらを見ている、
その男が突然手を上げた、

そのまま走り去ることもできたが、返ってそれも恐ろしく、思わず急ブレーキをかけて止まった。

男が近づいてくる、
足はあるようだ・・

窓を開けると
「麓まで連れて行ってくれませんか!」

到底人が歩いていない時間帯と八甲田の林道。
これは現実か?と自分を疑いながらも、「どうぞ・・」

男は車の助手席に座った。

「そうしたんですか?」
素性を確かめるかのように質問すると

「私が甘かったんです、こんなに時間がかかるとは思っていなかったんです、甘かった!」

その男の話によると、今から7~8時間前に、竹の子やワラビを取ろうと街から歩き始めたそうだ、
数時間賭け到着し、山菜を取っていて夢中になっていたら辺りは暗くなり夜になった、
戻ろうと歩き出したが、麓はまだまだ先だった・・・ということらしい

どうやらお化けではないようだが、その話の突拍子も無さに、少々身の危険も感じながら、助手席にその男性を乗せて、まずは森を抜けて街明かりのあるところまで急いだ、
「青森駅か、極楽湯にお願いします」
そのリクエストにも少々動揺しながらも
「大学の近くに交番があるので、そこに行きますか?」と思わず言ってしまった、

「交番はいいです、」「極楽湯か福やあたりで」
ということらしい、極楽湯のほうが近い。

車だと20分くらいで街のはずれ、スーパー銭湯の極楽湯に着いた。

「ここでいいです、ありがとう、ありがとうございます、ありがとう・・・」

感謝の言葉を連呼しながら、その男は降りていった。

不思議な緊張感と、少しの身の危険から開放された安堵感、それと感謝された多少の嬉しさと、

複雑な感情が入り乱れたその日の夜の出来事でした。


それにしても、山で出会って怖いのは、熊と、やはり人間だ。




スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

その口調、駅と極楽湯を指定するあたり・・・
察するに近隣の市町村出身の無頼かと思われます。
いずれにしても変わりもんですね。幽霊ではないでしょう(笑)

Re: タイトルなし

幽霊ではなかったようですが・・、男と出会った所が、知る人ぞ知る青森の杉沢村伝説の辺りだったもので、
雰囲気は十二分でした。どきどきしましたよ~。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

Re: タイトルなし

コメントありがとう!
身の危険も感じましたが、緊張感のある体験でした・・。
東北はのどかなので、その辺はいいのかもしれませんね。
プロフィール

aomorigonta

Author:aomorigonta
星空や雲、海岸や山並みなどの風景を素敵な音楽にのせて紹介しています。

最新記事
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新コメント
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
カウンター
現在の閲覧者数:
アクセスカウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。